71年目の終戦記念日を迎え、特別攻撃隊を描いた話題の舞台が大阪にて再演
『未来へつむぐ～今をありがとう～』

良質な伝統文化の公演や講習会を開催する一般社団法人ＴＳＵＭＵＧＩ　ＪＡＰＡＮ（東京都目黒区、代表理事：野田憲晴）は８月２７日（土）、２８日（日）、大阪テイジンホールにて、特別攻撃隊を描いた舞台『未来へつむぐ～今をありがとう～』を上演します。

未来へつむぐ大阪公演チラシ表

戦後７０年の節目として、知覧特攻平和会館初代館長・板津忠正氏が残した言葉「特攻は決して美化してはいけない、しかし、風化してはならない」という思いを受け継ぎ昨年１０月東京で初演。
特攻隊員たちの生活や規律を可能な限り忠実に再現。大東亜戦争経験者の減少によって記憶の継承が困難になっている今こそ、今の時代に忘れかけている大事なものをメッセージとしてお届けしますまたこの作品を通じて命の尊さや家族の大切さ、生きることの喜び、夢や希望を持てる事の素晴らしさを子供や若者達に感じてほしいと存じます。

◆作品概要◆
大学生の笹木美和は戦後７１年にちなみ戦争と平和について課題を出される。元特攻隊員だった曾祖父笹木健一から話を聞く中、一枚の写真を託される。写真には若き特攻隊員たちと健一の姿が写っていた。美和は約束を叶える為に奔走する中、７０年前の知覧特攻基地へタイムスリップしてしまう。そしてなでしこ隊の一員として知覧特攻隊員達と過ごすことになる。美和はそこで何を感じ、思い、考え、何を未来へ持ち帰るのか？健一は何を伝えたかったのか？

出演：ひづきようこ、五宝孝一、野田晴美、渡邉宰希、さとう龍二、河野うさぎ、南風ゆり、他
作：野田憲晴（TSUMUGI　JAPAN代表）
演出：抱晴彦（劇団グスタフ代表）
撮影協力：靖國神社
資料・撮影協力：知覧特攻平和会館初代館長　故板津忠正氏長男　板津昌利
挿入歌：「白い手紙」（歌：ひづきようこ）

日程：８月２７（土）１３時・１７時　／　２８（日）１１：３０・１５：３０　全４回公演
場所：大阪テイジンホール(大阪市中央区南本町１丁目６－７)
http://www.teijinhall.com/access/

未来へつむぐ大阪公演公式サイト：
http://www.tsumugi-japan.org/lecture/未来へつむぐ/2726/

◆クラウドファンディング 「ReadyFor」にて目標額を上回る1,093,000円で確定◆
『未来へつむぐ』は長期的全国公演を目指して、プロジェクトが始動しました。
大義と情の狭間で揺れ動く若者たちの心の葛藤や親子の絆を丁寧に描いた本作は、世代を越えて大きな感動を与え、東京初演を観劇後に家族や友人と戦争ついて語らう機会となりました。
今回大阪在住の経営者の方々の熱い要望を受け、大阪公演が実現。共感してくださる多くの個人や企業の支援を受けています。
https://readyfor.jp/projects/TSUMUGU2016

◆80歳以上の方を無料招待◆
戦争経験者であり、高齢と共に劇場に足が遠のいてしまっている方にもご覧頂きたく無料招待（要事前申込）いたします。
未来へつむぐ公式サイトからお申込み下さい。

◆公演地にゆかりの役者を起用◆
本作は公演先地域で活躍する俳優や出身者を起用するなど地域と連携した作品作りを目指しています。
今回は関西で活躍の歌手ひづきようこが出演し挿入歌も担当。
また大阪出身の若手俳優も起用しています。

◆ＴＳＵＭＵＧＩ ＪＡＰＡＮ（ツムギジャパン）概要◆
2010年日本に危機感を感じ何か大きな力に突き動かされるように設立。
2011年 “日本を元気にしたい”という一念で伝統文化の融合舞台「一期一会」を開催、被災地岩手県岩泉町小本の郷土芸能中野七頭舞を迎え復興祈願。
2012年より「和の御香の会」「和食の会」「和菓子の会」を定期開催、社会人を中心に毎回多数参加。
2015年舞台「未来へつむぐ」東京公演を主催。
日本人が大切にしてきた和の心。伝統文化も他国にも通じる文化となってほしい。そして現代日本人の心に跳ね返り、文化継承の重要さを再認識してほしい。私たちは未来へ繋がる架け橋となって伝統文化の伝承、普及、そして日本の発展の為に活動して参ります。