社会福祉法人が 「脳梗塞後遺症」 に特化したリハビリ施設を神戸市須磨区に開設！

社会福祉法人全電通近畿社会福祉事業団は、脳卒中（脳梗塞・脳出血・くも膜下出血）の後遺症リハビリ専門の施設である「脳梗塞リハビリステーション神戸須磨」を2月8日（土）にオープンいたします。長年、福祉施設を運営してきた社会福祉法人が、新たに脳梗塞リハビリサービスを手掛けるのは関西初です。当センターは完全予約制で、国家資格保有者によるマンツーマン施術が特徴の保険外（自費）リハビリ施設です。完全自費のサービスだからこそ、医療保険・介護保険の制度に縛られない柔軟なサービス体制を構築することが可能で、お一人おひとりの細やかなご要望にお応えしてまいります。

関西最大級のリハビリスペース

【転換期に入った脳梗塞のリハビリ】
脳梗塞の発症から180日以降は「慢性期」と呼ばれ、この時期に入ると身体機能の回復が見込めないという認識から、基本的には医療保険でのリハビリを受けることができません。医療保険で受けられるリハビリには回数制限や時間制限などがあり、後遺症の回復を断念せざるを得ない方々が増え続けています。一方で、介護保険におけるリハビリが選択肢として残されていますが、これは現存する「身体機能の維持」を主眼としているため、後遺症の「改善や回復」を希望する患者に対し、十分な対応ができていないのが現状です。保険適応外の自費リハビリのサービスが徐々に拡大してきた背景にはこうした理由があります。


【脳梗塞リハビリステーション神戸須磨の3つの特長】
1．関西初！社会福祉法人が運営
地域の方々に長きにわたり愛されている「特別養護老人ホームあいハート須磨」、「介護付有料老人ホームあいハート離宮前」。両施設を運営する社会福祉法人全電通近畿社会福祉事業団がその実績と経験を生かし、脳梗塞後遺症の改善に特化したリハビリ施設を神戸市須磨区に新規開設いたします。

2．「臨床」・「研究」・「教育」の経験が豊富なセンター長
時間をかけてマンツーマンでリハビリを受けたとしても、施術者の経験が浅ければ後遺症の改善は望めません。確かな知識と技術に裏付けされた施術が必要です。脳梗塞リハビリステーション神戸須磨のセンター長を務める伊藤正憲は経験豊富な理学療法士で、神戸大学大学院保健学研究科保健学専攻博士課程後期課程を修了した保健学博士です。神戸市内の回復期リハビリテーション病棟でさまざまな症状の脳卒中後遺症リハビリを経験。その後は、同市内の理学療法士養成校で理学療法学科の副学科長を務め、学生教育と研究活動に従事。学会発表や論文・著書の執筆も多数あります。

3．閑静な住宅街に広々としたリハビリスペース
当センターは神戸市須磨区の閑静な住宅街にあり、アクセスはJR神戸線「鷹取」駅から徒歩3分という良好な立地です。周辺道路の幅も広く、お車でお越しいただく際も安心です。当センターは150平方メートルを超える広い空間で、関西最大級の広さになります。天気の良い日には窓から光が差し込み、明るく広々としたリハビリスペースで身体を動かしていただくことができます。センター内はバリアフリーで、車いす対応トイレ、カウンセリングルーム、ご家族さま向け待合スペースなどを設置しています。


【プログラムの詳細】
●特別体験プログラム
・1回90分のプログラム。最大3回までお試しできます。
・これまでのリハビリの状況や現在の目標について、十分な問診をいたします。
・リハビリを体験していただきます。（動作チェック、身体の動きを動画で撮影しご自身でも確認、ベッドでの身体アセスメント、後遺症の改善に必要な施術を体験）
・最後にカウンセリングを実施し、60日間での改善の見込みを提示させていただき、今後のリハビリプランを丁寧にご説明いたします。
・価格　：　1回目は5,000円（税別）。2回目・3回目は各10,000円（税別）。

●短期改善リハビリ（60日間）
・1回90分のリハビリを、週2回以上の頻度で全16回、マンツーマンで実施します。
・自宅での自主リハビリを指導、毎回カスタマイズして提供します。実施状況の管理もいたします。
・ご家族向け介助指導、相談にも応じます。
・価格 ： 275,000円（税別）