2022年05月17日

京都・西陣で伝統産業の産廃素材再利用に取り組む「sampai(さんぱい)」が、モダン着物のアップサイクル作品を5月21日(土)-22日(日)に展示

サスティナブルの象徴である”着物文化”をモダンテイストで再構築

tano -頼-

京都西陣を拠点に伝統・地域産業と協力し、産廃素材を活用したアップサイクルのハンドメイドアクセサリーを製作する「sampai(さんぱい)」(運営:頼-tano- 代表:宮武愛海)は、西陣ネイバーフッド(京都市、西陣を中心とした地域活性化ビジョン採択事業)が主催する【24NEXT】にて産廃素材を使用したモダン着物を展示する。展示会は、京都信用金庫西陣支店2階クリエイティブコモンズNISHIJINにて、5月21日(土)-22日(日)午前10時から午後5時まで開催される。sampaiの他、西陣地域で活躍する若手〜老舗企業が自社商品を多数展示。sampaiでは、衰退の進む着物文化をアップサイクルや再利用の視点からモダンアートとして昇華し、着物文化に興味をもつ若者を増やしたい狙いだ。

京都・西陣で伝統産業の産廃素材再利用に取り組む「sampai(さんぱい)」が、モダン着物のアップサイクル作品を5月21日(土)-22日(日)に展示

【サスティナブルを追求した”着物文化”に新たな選択肢を】

着物を主とする織物産業は1200年以上の歴史と伝統を持つ反面、需要の低迷による衰退が危惧されてる。伝統産業に興味を持ち、地域産業の衰退や文化の縮小を自分ごとに捉える若者を増やすことを目的として、産廃素材を活用したアップサイクルアクセサリーを販売する「sampai(さんぱい)」は、2022年度の朝日新聞主催「SDGs ACTION AWARDS!」 でもオーディエンス賞を受賞している。アップサイクルやモダンアートの観点から、再利用の伝統が根付く”着物”文化を復興することを目標としている。

【「ニットと暮らす」をテーマに、西陣織・シルクレースの産廃を再利用】

プロダクトデザイナーの手束つぐみ(以下、手束)は在学中にニット作品で大覚寺賞を受賞し、2022年度のAJCクリエイターズコンテストニッティングアート部門のU25で佳作を受賞している。従来はニットで作るインテリアオブジェを作品を数多く製作、今回は着物をテーマにモダンアートとして帯、ミュール、鞄、髪飾りを製作した。製作した製品の素材には有限会社フクオカ機業から譲り受けた産廃素材の絹糸と再生ペットボトル繊維の糸を使用。加えてLILY LACE INTERNATIONAL が手がけるシルクレースの産廃素材も活用している。

ニットと暮らすというテーマからはブレることなく、着物を身につける上で、ニット製品も一緒に身につけることで"ニットと暮らす"を実現した。着物とニットという新しいニーズを開拓し、これからのイノベーションに繋げる。


【24NEXT 展示会実施概要】
西陣における協働やこれからを考える2日間「24 NEXT 2022」

日時:2022年5月21日(土)22日(日)10〜17時
会場:京都信用金庫 西陣支店2階 クリエイティブコモンズNISHIJIN
(〒602-8474 京都市上京区千本通五辻下る上善寺町108番地)

参加事業者一覧(4月末時点・順不同)
葛西絣加工所/ORIOBI/オサノート/風とCOFFEE/N’s 1182/Laughter(株式会社アカイノロシ)/株式会社秦流舎/naeclose/sampai/株式会社加地織物/(有)太田畳店/J LIFE gifts/SOO -ソマル-/京菓子司 金谷正廣/上京じかん(株式会社さわらぎ) 他

公式サイト:
https://24jin.jp/


<sampaiとは>
​​sampaiは、京都・西陣で伝統産業や服飾産業の生産過程で出るアップサイクル素材を再利用したハンドメイドアクセサリーブランドです。地域の企業に足を運び、アクセサリーの元となる素材ができるまでの話を聞き、職人の想いを知った上でそれぞれの素材を活かしてハンドメイドアクセサリーを作ります。単なるアップサイクルアクセサリーとしての地位確立を目的とせず、産業の製作・販売工程における作り手の「想い」の可視化をミッションに掲げています。アクセサリーという身近な商品の購入を通して、伝統産業・地域企業に関わる機会を創出。購入段階での作り手、事業者の想いや苦労の可視化により、商品の購入や「消費行動」について考え直すきっかけを創ります。

公式インスタグラム:https://www.instagram.com/sampai.store/
公式サイト:https://sampai.theshop.jp/
テレビ大阪特集VTR :https://youtu.be/JZCEF9WLjmA


<お問い合わせ>
sampai 代表  :宮武愛海(頼 -tano- )
メールアドレス :[email protected]
TEL :090-8097-5232

(050/070番号をお使いの場合は、電話の前にメールにてご一報ください。)
sampaiに興味のある記者様、事業者様はぜひお越しいただきsampaiのコンセプトや商品をご覧くださいませ。
これまでのプレスリリースはこちら:https://www.value-press.com/corporation/74121

◆お問合せ先

会社名:tano -頼-
担当者:宮武愛海
TEL:090-8097-5232
MAIL:[email protected]

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「ニットと暮らす」をテーマに、西陣織・シルクレースの産廃を再利用
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