豊岡鞄が認定する廃漁網を再生して作ったトートバッグが
日本最大級の見本市「東京インターナショナル･ギフト･ショー」
「LIFE×DESIGN」アワードでグランプリを受賞

兵庫県鞄工業組合（住所：兵庫県豊岡市、理事長：衣川 英生）が豊岡鞄として認定する、廃漁網から生まれたトートバッグ「For the blue トート」が9月7日～9日に開催されました「東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2022 第12回LIFE×DESIGN」において、グランプリを受賞しました。

Totem Re Vooo for the Blueトートバッグ

■全国規模の連携で生まれた環境配慮型トートバッグ
　「For the blue」は、廃漁網を再生して作ったバッグコレクションです。当組合では2019年よりSDGs（持続可能な開発目標）の達成を目指す取り組みを検討。その中で日本財団が設立した、海洋ごみ削減などを目指す企業間プラットフォーム「ALLIANCE FOR THE BLUE」に参加し、廃漁網のアップサイクル事業が始まりました。

　生地は北海道・道東エリアの漁網を回収し、愛知のリサイクル工場で溶かしてペレット（再生樹脂）化。東京の素材会社がそのペレットを糸に紡いで生地にし、豊岡でかばんに仕立てます。2021年に商品化し、これまでに豊岡鞄のメーカー9社がボディバッグやスクールバッグ、サコッシュ、トートバッグなど約27種を製作。そしてこのたび開催されました「東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2022 第12回LIFE×DESIGN」に出展したRec合同会社の「For the blue トート」がグランプリを受賞しました。当組合では、「100年後の子どもたちにも、恵の多い海を繋（つな）ぐ」をモットーに、これからもかばん作りに取り組んでまいります。

■グランプリ受賞製品概要
製品名： Totem Re Vooo for the Blueトートバッグ
価　格：3万7,400円
カラー：ディープブルー、オーシャンブルー
商品ページ： https://shop.artisan-atelier.net/c/bag/toyooka_kaban/TRV1301

【豊岡鞄について】
「豊岡で育まれ、ものづくりの長い歴史と、職人の技術が生んだ、優れた鞄を消費者に安心して使っていただく」というコンセプトのもと、特許庁から2006年に認定を受けた地域ブランドです。豊岡市で作られたかばんの中でも兵庫県鞄工業組合に属し、組合が定めた基準を満たす認定企業によって生産され、さらに審査に合格した製品のみを「豊岡鞄」と認定しています。

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