株式会社入船　企業向け宅配弁当事業がコロナ前対比110％
仕入れ体制の見直し、月1回の特別メニュー導入、管理栄養士充実によるメニューの質向上でV字回復

株式会社入船（兵庫県加古川市）は、企業向けの宅配弁当サービス（日配弁当）を手掛ける日配事業の2021年度（2021年4月～2022年3月）の売上高が、2018年度（2018年4月～2019年3月）比110％となりました。リモートワークが進んで出社が少なくなる中、コロナ禍を機に仕入れ体制を見直して弁当の内容を再構築、月1回の特別メニューの開発、管理栄養士を積極採用などを通してメニューの質を向上させることで満足度を高めV字回復に成功しました。

現在提供している日配弁当

■コロナ禍でテレワークが進む中でも、売り上げを伸ばしたポイント
①仕入れ体制を見直し、お弁当の内容や容器をアップデート
新たな業者の発掘やスポット商材の探求など従業員が主体的に考え、仕入れ体制を見直すことでコストを抑え、彩りを意識しながらもおかずのボリュームは約1.5倍に、品数を約1.3倍に増やし、「食事としての魅力」を高めました。

また容器についても改良を加えました。通常の蓋よりも1.5倍ほど厚みをもたせた特注の上蓋に切り替えたことで美しく盛り付けることが可能に。「彩り・高さ・バランス」の三拍子が揃ったお弁当になりました。

②国内唯一！月1回の特別メニューを毎月開発
　飽きられないよう毎月1回、特別メニューの提供を2021年7月から開始。豚しゃぶうどん、あなご丼、ハンバーガープレートなどを提供してきました。
　日配弁当に加え、カレーを提供するなどは他社でもありますが、全く違う特別メニューを毎月提供しているのは国内で唯一となります（当社調べ）。

③管理栄養士を充実させ、メニュー開発に注力
他社で調理のサポート業務などに従事していた管理栄養士や、新卒の管理栄養士をメニュー開発専任として積極採用。当社の規模であれば管理栄養士5人で足りるところ、10人体制をとっています。
季節と健康面を考えたメニューを、提供する2カ月前から企画できる体制を整え、お客さまが蓋を開けた時に驚きを与えられるようなメニュー作りに日々没頭しています。

※ご試食のご提供や、管理栄養士へのご取材など柔軟に対応いたします。お気軽にご連絡くださいませ。

■当社の企業向け宅配弁当サービスについて
約50年前からサービスを開始し、現在は毎日約1000社以上の企業様に日々8000食のお弁当を兵庫県の加古川・高砂エリアを中心に配達しています。午前9時～10時の間に電話やファックスで注文を受け付け、ランチタイムにお弁当を届けるために、注文締め切りの前から少なめに見積もってお弁当の製造を開始。受注しながらオペレーターが追加の注文数を予測し、工場に伝えることでロスを可能な限り減らしています（廃棄率2%以下）。

　現在は専属管理栄養士が作る「入船デラックス弁当」「入船ヘルシー弁当」の2種を毎日ご用意。入船ヘルシー弁当は2020年にスマートミール認証を取得するなど、おいしさはもちろんのこと、健康面も考えたお弁当を日々提供しています。

※スマートミールについて：塩分量なども考え、健康づくりに役立つ栄養バランスのとれた食事のこと
（参考：https://smartmeal.jp/smartmealkijun.html）

■会社概要
会社名　　　　：株式会社入船
HP　　　　　  ：https://irifunet.jp/
住所　　　　　：兵庫県加古川市 加古川町北在家2006番地 永田ビル5F
代表取締役社長：入江　建介
事業内容　　　：給食事業/日配弁当、食堂委託業務、幼稚園施設給食・介護給食　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　レストラン事業/「ごちそう村」「味処いりふね」「いこる家」「大阪ホルモン」
　　　　　　　　　　　　　　　「あやがわうどん」「串の輪」「イノスケ」「きちん。」等28店舗の運営