
株式会社初亀(住所:大阪府枚方市、代表取締役社長:亀岡 健太郎)は4月13日から始まる2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)において、「発酵」を軸に日本の食文化を発信するレストラン「醗酵食堂 Hasshoku(はっしょく)」を、ウォータープラザマーケットプレイス東にオープンします。
■世界中の人が訪れる大阪・関西万博で、日本の誇る発酵食文化を発信
「醗酵食堂 Hasshoku」は、海外から注目を集める日本の発酵食文化を、目で見て、舌で体感できるレストランです。店内には発酵に不可欠な「蔵」を連想させる意匠を随所に設置。中央には木材で作った梁造作を構え、日本らしさを演出します。また店内には発酵食材を扱う「木桶・樽」を設置し、ひと目で発酵食品を扱う店であることを発信。発酵食品の一つで、海外でも人気のある「日本酒」も扱うことから、日本酒の象徴アイテムである「杉玉」も吊り下げます。
また、大阪・関西万博への出店を単なるイベント出店と捉えず、SDGsに沿った店舗づくりを目指しました。サトウキビ由来の食器を使用、家具などは会期終了後に分割し、新店オープン時に活用、ソファ席の腰壁には端材を形成した無垢材を使うなど、「これから」を見据えた店舗づくりになっています。店舗メニューについては後日詳細を発表しますが、味噌や醤油、酒粕など「発酵」と関わりの深い食材を使ったハンバーガーやカレー、ドリンクなどを提供する予定です。昨年12月、ユネスコの無形文化遺産に「伝統的酒造り」が登録されるなど海外から関心の高まっている日本酒も登場。上方の醸造地「灘・伊丹・伏見」を代表する酒蔵の飲み比べもお楽しみいただけます。
■きっかけは祖父が出店した 大阪万博(EXPO’70)
当社と万博との関わりは大阪万博に遡ります。徳島から大阪に出てきて、公園やプールの売店などを営んでいた祖父(亀岡謙次)に、「1970年大阪万博で出店しないか」と飲料メーカーからお声がけがありました。当時大学生だった父(先代社長・亀岡育男)と二人三脚で「初亀食堂」を出店し、その収益をきっかけに株式会社初亀として法人設立をしました。以来、つくば科学博(1985)、大阪花博(1990)、愛知万博(2005)などにも会社や個人として関わってきました。そのご縁から、エキスポシティ(2015年開業)では「万博食堂」を営業しています。大阪・関西万博のコンセプトと向き合い、日本の古き良きものを世界に、そして未来につないでいくものとして今回は「発酵食文化」に焦点を当てました。
■発酵気分を味わえる木桶をイメージした席について
江戸時代、和食のベースとなる醤油、味噌、酢、味醂、酒などの基礎調味料は「木桶(きおけ)」で作られていました。ところがコストの面などから敬遠され、その製法で作る醤油の全国シェア1%ほどと言われています。そしてこの伝統的な製法を後世に残そうと、ヤマロク醤油(香川県小豆郡)が「木桶職人復活プロジェクト」を進めていることを知りました。
席は大きくした木桶の中に、そのまま入っているような感覚を味わえるデザインにし、桶の周りに巻かれている箍(たが)=竹の輪はプロジェクトメンバーや当社のスタッフが協力して完成させました。フォトスポットとして活躍してもらうと同時に、木桶の魅力や上記プロジェクトの想いを発信します。
■店舗概要
店 名:醗酵食堂▲Hasshoku(はっしょく) ※▲は半角スペース
住 所:大阪・関西万博 ウォータープラザマーケットプレイス東
席 数:約180席
営業時間:9時~21時
業 態:イートイン、テイクアウト
H P:http://www.hatsukame.co.jp/hasshoku/
■会社概要
会社名 :株式会社初亀(はつかめ)
所在地 :大阪府枚方市三矢町2-5 コマサビル1F
設 立 :1971年7月3日
事業内容:フードサービス全般(レストラン・ファーストフード・各種給食事業)
国際・地方博覧会・イベント等の営業計画プロデュース並びに出店業務
日本相撲協会専属の飲食並びに相撲グッズショップの展開
H P:http://www.hatsukame.co.jp/index.html
●取材に関するお問い合わせ●
「醗酵食堂 Hasshoku」広報事務局 担当:辻本・田村
TEL:06-4708-3766 E-mail:[email protected]