2025年10月21日

ひょうご本大賞2025、大賞は松永K三蔵『カメオ』に決定

兵庫ゆかりの作家が描く“働く日常”の物語 読者投票で栄冠

兵庫県書店商業組合

兵庫県書店商業組合(所在地:兵庫県尼崎市、加盟書店数:約100店舗)は、兵庫にゆかりのある作家や、兵庫を舞台にした小説の中から、書店員と読者が選ぶ「ひょうご本大賞2025」の受賞作品を決定いたしました。
本年度の大賞は、松永K三蔵氏著『カメオ』(講談社) に決定しました。

ひょうご本大賞2025受賞作書影

【ひょうご本大賞について】
「ひょうご本大賞」は、兵庫県内の書店員が中心となり、兵庫県内の公立図書館の協力を得て、兵庫にゆかりのある作家や兵庫を舞台とした作品の中から、読者の投票によって「県民に読んでほしい一冊」を選ぶ文学賞です。 地域の書店ならではの視点と、読者の声を反映した“県民参加型の読書賞”として、2023年の創設以来、多くの読書ファンに親しまれています。

【2025年最終候補作品】
•松永K三蔵 著『カメオ』(講談社)
•砂原浩太朗 著『冬と瓦礫』(集英社)
•早見和真 著『アルプス席の母』(小学館)

【大賞受賞作品】
•松永K三蔵 著『カメオ』(講談社)
〈作品紹介〉 第171回芥川賞受賞作「バリ山行」に先行する著者デビュー作。 第64回群像新人文学賞・優秀作が待望の単行本化された作品です。 本社からの命令で何としても期日までに倉庫を建てなければならないのに、犬を連れた隣地の男・カメオがたちはだかる。不条理な可笑しみに彩られた、異彩を放つデビュー長編。

【受賞者プロフィール】
松永K三蔵(まつなが・けいさんぞう)氏 1980年、茨城県生まれ。兵庫県西宮市在住。関西学院大学文学部卒。 2021年、『カメオ』で第64回群像新人文学賞優秀作を受賞しデビュー。 2024年、「バリ山行」で第171回芥川龍之介賞を受賞。 働く日常の中にある小さな違和感や、他者との関わりから生まれる気づきを繊細に描き出す作風で注目されている。
【表彰式および講演会】
受賞を記念して、下記のとおり表彰式および受賞記念講演会を開催いたします。
•日時:2025年10月25日(土)14:00~
•会場:兵庫県立図書館(〒673-8533 兵庫県明石市明石公園1-27)
•内容: ・ひょうご本大賞2025 表彰式 ・松永K三蔵氏による記念講演
•参加費:無料(定員あり・要申込)

【参加申込】
参加を希望される方は、お申し込みフォームまでお申し込みください。 URL https://forms.gle/wtPh9AeGVT6iPH538

【主催団体概要】
兵庫県書店商業組合 兵庫県内の大規模書店から地域に根ざした中小書店まで、100店舗以上が加盟する書店有志の団体。読書推進活動や書店文化の発展を目的として、県内各地でイベントや表彰事業を実施している。
所在地:〒660-0882 兵庫県尼崎市昭和南通7-161 三和書房内 TEL:06-6413-1112 / FAX:06-6413-1138

◆お問合せ先

【本件に関するお問い合わせ先】
兵庫県書店商業組合 ひょうご本大賞担当 TEL:078-732-0726(井戸書店 森)

◆プレスリリース画像
◆プレスリリースPDF
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