2023年04月13日

『Yokosuka1953』 木川剛志監督(和歌山大学観光学部教授)の大阪上映が決定しました。
ナレーションをつとめた津田寛治さんなどをゲストに呼ぶ舞台挨拶を連日行います。

和歌山大学観光学部木川研究室

 2022年11月5日より、全国公開をしてきました、和歌山大学観光学部教授、木川剛志が監督をつとめたドキュメンタリー映画『Yokosuka1953』が4月29日より大阪市西区九条の「シネ・ヌーヴォ」にて劇場公開を行う運びとなりました。学術研究から映画上映に至るという新しい学術の形の成果発表となります。本上映の情報掲載及び取材等、ご支援ご協力をいただけますよう、何卒、よろしくお願い申し上げます。舞台挨拶の取材もよろしくお願いします。

 和歌山大学教授の木川剛志のSNS に寄せられた『木川洋子を知っていますか。』というメッセージ。この不思議なメッセージをきっかけに、剛志は歴史の波に翻弄された一人の女性の66 年にも及ぶ悲痛な思いを知ることになる。彼女の日本名は木川洋子。その母木川信子を探していると。その祈りのような願いの一端を道標に、剛志は北米に飛んだ。神奈川県横須賀市にある洋子のゆかりの場所から縁者を探し、そして母、信子が終焉を迎えた地、東京八王子までの足跡をたどる長い旅が始まった。
 木川剛志の元に寄せられたSNS のメッセージを頼りに戦後の歴史の波に翻弄された混血孤児の数奇な運命を静かな映像で紡ぎ出す圧巻のドキュメンタリー作品。このプロジェクトは朝日放送テレビ「キャスト」で紹介され、現在、同局のYoutubeで450万回以上再生されており、2022年5月CX-TV「奇跡体験アンビリバボー」でも取り上げられ大変な反響を呼んでいる。

この『Yokosuka1953』が4月29日より大阪市西区九条の「シネ・ヌーヴォ」にて劇場公開となります。

Yokosuka1953公式ホームページ
https://yokosuka1953.com

舞台挨拶予定(5月8日以降は後日発表)
4月29日 津田寛治(俳優・映画監督) 木川剛志(Yokosuka1953 監督)
     司会 鶴渕さやか(フリーアナウンサー)
4月30日 廣田稔(映画「天外者」製作総指揮) 木川剛志
     司会 玉田玉秀斎(講談師)
5月1日 岡本崇(映画「ディスコーズハイ」監督)  木川剛志
5月2日 木川剛志(Yokosuka1953 監督)
5月3日 越前屋俵太(ドキュメンタリー映画「奇蹟の船」監督) 木川剛志
5月4日 木川剛志(Yokosuka1953 監督)
5月5日 大浦由美(和歌山大学観光学部学部長)木川剛志
5月6日 古山正雄(前 京都工芸繊維大学学長)木川剛志
5月7日 菅原真弓(大阪公立大学教授) 木川剛志

■監督木川剛志より
このドキュメンタリーの取材を始めた頃、自分の母親に、「横須賀で生まれた混血児の方の実の母親探しをしている」と、言いました。「そんな大変なことがあったのね」と、驚かれることを期待して…。ところが母は「昔はそうだったからね」とぽつり…。母が生きた時代には、私の想像も及ばない過酷な時代があったのでしょう。この映画の物語も、多くの人にとっては想像すら及ばない過去の出来事の1ページです。地元の方が語り継ぎたくないと、できれば忘れ去りたいと思っている歴史の事実の一部です。戦争は、男たちが戦場で行うものだけではありません。戦争が生み出す人の心を巣食う憎悪は、弱者に対する差別となり、困難な時代を生きた人々は、語ることも憚られる悲しみを背負いながら生きたのでしょう。そして、世界では、今も戦争が行われています。この映画は、私が創作したものではありません。ただ、ただそこにあった偶然と必然に引き寄せられ、向き合い、あがき、そして揺さぶられた魂の記録をまとめたものです。洋子さんの母を探す旅を一緒に見ていただくことで、現実にあった悲劇と、それと共にある『人間の強さと美しさ』をそれぞれに感じてもらえればと思います。

◆お問合せ先

会社名:和歌山大学観光学部木川研究室
担当者:木川剛志
TEL:073-457-8559
MAIL:[email protected]

◆プレスリリース画像
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◆Youtube動画

「Yokosuka1953」予告編

◆プレスリリースPDF
【392.89 KB】

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