「醗酵食堂 Hasshoku」を運営する株式会社初亀(住所:大阪府枚方市、代表取締役社長:亀岡 健太郎)は11月7日(土)、歴史小説家・木下昌輝氏、講談師・玉田玉秀斎氏、落語家・桂りょうば氏による競作イベント「サンカタリ」を開催します。
■小説・講談・落語の異なる表現で広がる物語
「醗酵食堂 Hasshoku」は、発酵食品を中心に使った料理を提供するレストランです。発酵食の魅力を料理を通して伝えるほか、店頭では木桶仕込みの醤油や各種みそ、みりん、こうじ商品などを販売し、発酵にまつわる商品や文化に触れられる場づくりを行っています。店内のカウンターにも木桶を取り入れるなど、食と空間の両面から発行の魅力を発信しています。今回、食とは異なる切り口からも「発酵」を楽しんでもらおうと、競作イベント「サンカタリ」を開催します。
「サンカタリ」は、ひとつの掌編小説を起点に、歴史小説家・木下昌輝氏、講談師・玉田玉秀斎氏、落語家・桂りょうば氏の3人がそれぞれ物語の続きを考え、小説・講談・落語という異なる表現方法で披露するイベントです。物語の冒頭となる掌編小説のタイトルは「凛姫の婿えらび」で、木下氏による書き下ろしとなっています。同じ物語から広がる、三者三様の展開をぜひお楽しみください。
■イベント当日に3人がそれぞれ続きを披露する、物語の冒頭部分を紹介します。
第一章「凛姫の婿えらび」
木下昌輝
まことに奇妙なお姫様がおられました。
生まれながらに肌は雪のように白く、お髪は晴れた夜空のように深い。名を凛姫と申しまして、近隣はおろか京江戸にもその名を知られておりました。
凛姫の父上の殿様がまた子沢山で、男子十一人、女子十五人。凛姫は末の娘ゆえ相手は武家に限らぬでもよかろうと、なんと殿様、姫様が成人になった暁に広く婚姻の相手を募集されたのです。
こうして、多くの男子が集まって参りました。家老たちの厳正かつ公平な審査の結果、五人の男が選ばれます。武士、商人、医者、学者、最後のひとりが農民の吉兵衛でございました。そんな五人に、凛姫は“あるもの”を探しいち早く手にいれたものを夫にする、とおっしゃいました。
武士には、人は切れないがそれ以外は切れる刀。
商人には、売れば売るほど増える品。
医者には、死者には効くが生者には効かぬ薬。
学者には、愚者にしか読めぬ書物。
そして、吉兵衛にはこんなものを用意せいとおっしゃいました。
百年漬けた漬物(ただし吉兵衛が実食すること)。
さあ、困ったのは吉兵衛です。果たして、百年漬けた漬物を見つけることができるのか。そして、それを食べても無事でいられるのか。
■「サンカタリ」概要
開催日:11月7日(土)
開演時間:15:00~(14時30分開場)
会場:醗酵食堂 Hasshoku ヒルトンプラザイースト店
参加費:予約 3,000円、当日 3,500円(別途ワンドリンク要)
予約方法:URLもしくは二次元コードより受付
■店舗概要
店 名:醗酵食堂▲Hasshoku▲ヒルトンプラザイースト大阪店 ※▲は半角スペース
住 所:大阪府大阪市北区梅田1-8-16 吉本ビル地下2階
席 数:60席(うち個室24席)
店舗面積:104.97平方メートル(31.75坪)
営業時間:ランチ=11時~15時、ディナー=17時~21時30分(ラストオーダー)
H P:https://www.hatsukame.co.jp/hasshoku/index.html
●取材に関するお問い合わせ●
「醗酵食堂 Hasshoku ヒルトンプラザイースト大阪店」広報事務局
担当:香川・田村 TEL:06-4708-3766 E-mail:[email protected]